スタミナ切れ?
金曜日、ランチ&ケーキの会に参加した友人の1人が「これが終わったら、夕方から万博で、ガンバを観に行く予定にしてるんだよ。」って言うので、僕もご一緒させてもらった。
阪急と大阪モノレールを乗り継いで、公園東口駅で下車。万博競技場で、J1第13節「ガンバ大阪 vs サガン鳥栖」を観戦した。
夜風が気持ちよく、サッカーをプレイするには申し分のない、抜群のコンディションだった。前半からガンバがボールを圧倒的に支配し、後半22分のゴールで、2-0とリードした。ところが、後半23分の豊田のゴールでサガンが1点を返すと、後半41分、ロスタイムのラストプレーと立て続けのゴールで、サガンが鮮やかな逆転勝ち。
サッカーの試合としては、非常に面白いゲームだった。2-1になった時点で、一緒に行った友人と、「1点差のスコアは何が起こるか分からないよね。EURO2004のイングランドvsフランスのように。」なんて話をしていた。まさにそんな劇的な試合だった。
だけど、後半25分過ぎから、遠藤・二川ら主力選手の運動量が明らかにペースダウンしたのがとても気になった。サッカー選手に必要な「90分ゲームをコントロールする体力」という意味でのスタミナがチーム全体で欠けているように見えた。ちなみに、第2節のセレッソ大阪との大阪ダービーでも、ロスタイムのラストプレーで決勝ゴールを決められている。
日本代表のスタメンに2人輩出するクラブはガンバだけ。遠藤も今野も、代表では「替えのきかない」選手だ。クラブ経費もJリーグ有数のビッグクラブ。13節(1試合は6月末なので12試合)を終えて勝ち点9はさみし過ぎる。スポーツ紙によると、試合終了後に居残ったサポーターに対して、社長が謝罪に追われていたとのこと。そりゃ荒れるよ。
日本代表の活動もあって、約1ヶ月、J1は中断期間に入る。ガンバには逆襲を、サガンには守りきれるサッカーの継続を期待して、またJ1を見ていきたい。