いつもの戦いへ
プロ野球も40%以上の日程を消化。交流戦が終わり、今日からリーグ戦に戻る。
注目の選手は釜田佳直(東北楽天)。昨春のセンバツでを見て以降、ずっと注目していた。昨夏の甲子園で、僕が唯一録画してまで詳細に分析した投手は釜田だけ。それだけ注目するに値する選手だと思っていた。
昨夏の投球では、150km/h超のストレートやスライダーはもちろん、下半身の体重移動、強気の投球姿勢が本当にすばらしかった。5年に1人の逸材だ。昨秋ドラフト、菅野(東海大卒)をビッグ3の一角とする論調を笑って見ていた。釜田こそ、最も注目すべき投手だと。
ルーキーイヤーの今年、3勝できれば上出来と思っていたが、5月20日の初登板以来すでに3勝。目下、新人王最有力候補だ。投げっぷりの良さは変わらず、いきいきと投げている。5年後には球界を背負って立つ好投手になるはずだ。
我が愛するドラゴンズの今後も、展望しておきたい。浅尾の復帰が8月以降にずれ込むらしい。夏以降、岩瀬の疲労をカバーできる唯一の人材がいないのは痛すぎる。昨季ほど、8回以降を盤石に試合運びできないと見ている。浅尾のカバーは田島や高橋聡などでするしかない。
岩瀬はすでに22S。今季ドラゴンズはここまで32勝なので、80勝すると仮定して、年間55Sのペース。あり得ない数字なので、岩瀬の疲労蓄積が気になる。
先発陣では、吉見が復帰し、山内・中田も盤石で、後は山井・川井・岩田・小笠原などで埋め合わせていけば、何とかなると見ている。ネルソン・川上の復帰は待ち遠しい。
打線は森野が復調しなければ、堂上直倫を使ってもらいたい。
阪神についても一言。藤井の復帰は明るいが、マートンの不振は厳しい。打率.223に低迷する柴田を今後も起用し続けるのか。大和にチャンスを与えてはどうか。若手をゆっくりと育てるほど、今の阪神にはゆとりがない。結果を残せないなら、代えるしかない。
柴田はあの打撃フォームで内角をさばけるはずがなく、2軍でもっと研鑽を積むべき。守備や走塁もうまくないし、野球センスを感じない。なぜ和田監督が期待するのか、理解できない。
今成を外野で起用するのも面白いかも。矢野だって、ドラゴンズにいるときは外野で出場していた。捕手として出場の余地が限られても、打撃センスを生かさないのはもったいない。
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