菜の花と桜の共演
びわ湖から京都市内へ流れ出す琵琶湖疎水。山科疎水、哲学の道、北白川疎水。いずれも桜の名所ばかりだ。その中でも、桜と菜の花をセットで楽しめる疎水といえば、山科疎水だ。
ソメイヨシノの下で可憐に咲き誇る黄色い花。ソメイヨシノのピンクとの見事な共演ぶりは飽きない美しさだ。
北は大文字山、西は東山の山々、東は音羽山、グルッと三方を山に囲まれた、山科。洛中とびわ湖の中間地点に位置する。迫ってくる山並みを背景に、ソメイヨシノを撮影できる。
疎水の入口はこんな感じ。この中をボートで入ってみたい・・・(笑)
数十本程度と、桜並木の本数としては多くない。だけど、疎水・桜・菜の花・山並みをセットで楽しめ、静かにゆったりとお花見できるのはいい。
ところで、山科疎水周辺の住宅街にも、ソメイヨシノがたくさん植えられている。駅前ロータリにも、立派なシダレザクラが植えられている。桜は地域のシンボルとして大切にされてるんですね。
写真奥に見える踏切は京阪京津線の踏切。走行中の京阪800系をセットにして、撮影すればよかった。余計なクルマを避けて撮影できたことで、十分に満足したのがいけなかった(^^;)