明日を見通せない時代だから・・・

鉄道・スポーツ観戦・読書・音楽鑑賞をこよなく愛する、永遠の17歳

少ない乗客に危機感

 福鉄の愛称で知られる、福井鉄道に乗車。

 田原町方面からやってきた電車は福井駅前で折り返し、一旦市役所前駅まで引き返して再度折り返し、越前武生方面に進行する。つまり、2度も進行方向が転換するという、非常に変わった運行体系が見られる。

 

  進行方向が転換する際に市役所前駅で撮影した、普通(市役所前1300発→越前武生1351着)。車内は全席ロングシート。

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  様々な車両形式の入り乱れる、福井鉄道。こちらは200形。1960年代前半に落成された車両で、経過年数約50年。車内はボックスシート。

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 市役所前から越前武生まで乗り通した乗客は僕のほかに1人。途中駅を含めても、約10人くらいしか乗降客がおらず、いつ廃止されてもおかしくない現状に危惧を感じた。

 ただ、アテンダントを乗車させて沿線の魅力をPRする、えちぜん鉄道の経営姿勢と対比すると、福井鉄道の経営努力は不足しているように思える。残念ながら、沿線の魅力を伝える仕掛けなどには出会えなかった。

 

 越前武生駅の駅舎。JR武生駅までは徒歩2分。

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