運営主体が変わって
所用で福井に行った。えちぜん鉄道福井駅で入場券を買って、ホームに入る。改札口で入場券に鋏を入れられ、思わず駅員さんと「国鉄仕様ですね~」と盛り上がった。
インパクト大きすぎ・・・こんな方が座ってらっしゃった・・・(笑)
えちぜん鉄道は京福電鉄から営業譲渡されて設立された第3セクターの鉄道会社。
京福電鉄は2000年・2001年に続けて列車衝突事故を起こし、列車運行の休止に追い込まれた。全線廃止の話も持ち上がるも、福井市などが第3セクターを設立し、2003年より列車運行を再開。そんなこともあって、沿線PRや乗客誘導にも積極的に取り組む。
各列車には女性アテンダントが乗り込むなど、おもしろい施策を実施している。列車運行本数も多く、福井駅から三国港方面・勝山方面ともに、30分に1本運行されてる。
福井大学をはじめとして、いくつかの高校や工場が沿線にある。三国・永平寺と観光地を抱える。通勤通学・観光需要ともに、それぞれ一定程度あると思われる。
撮影した電車は福井駅1240発三国港行き。福井駅を発車した時点で乗客は20人ほど。お昼だったため、高校生は見かけなかった。買い物帰りの主婦・観光客・スーツを着たビジネス客の姿が見られた。時間帯を考えれば、まずまずの乗車率ではないか。
改札口そばの乗車券売場窓口で、えちぜん鉄道2013年カレンダー(1000円)を購入。水彩画の温かいカレンダーで、2013年はこのカレンダーを大切に使おう。
えちぜん鉄道福井駅を出ると、すぐにJR福井駅東口。むき出しの高架橋は北陸新幹線の高架橋。首都圏・長野方面からも観光客を取り込めるチャンスとして、新幹線開業はえちぜん鉄道に追い風では。