明日を見通せない時代だから・・・

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2012年6月読書メーターまとめ

6月の読書メーター

読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2454ページ
ナイス数:54ナイス

捕手目線のリーダー論 ~六つの要~捕手目線のリーダー論 ~六つの要~
闘争心・決断力・責任感・求心力・反骨心・奉仕力の6つに分けて論じる。近年の阪神の低迷について、数多く苦言を呈する。落合監督の方針に何度も言及していることが印象的。近いうちに、阪神の監督として現場復帰してほしい。元ドラゴンズの選手ということもあって、矢野は阪神の歴史で最も好きなプレーヤー。ドラゴンズの選手・監督についても書かれていて、ドラファンにもオススメ。
読了日:06月30日 著者:矢野 燿大


采配采配
発売当初から半年以上、何度も重読。ドラファン向けの8年間を振り返るだけの本かと思いきや、リーダー論・指導法・常勝チームの作り方など、野球にとどまらない幅広い議論を展開。三冠王3回の強打者・ドラゴンズを強くしてくれた指導者の言葉だけに、重みが違う。キム先生の「媚びない人生」とともに、人生のバイブルになりそう。
読了日:06月29日 著者:落合博満


媚びない人生媚びない人生
何度も重読しながら読了。「孤独な時間・・・こそ、絶対に確保するべき」(75頁)「人生の目的とは・・・人間としての完成度を高めること・・・そのプロセスを、死ぬところまで続けることこそが大切なのだ」(242頁)「絶対不可侵領域としての自己を確立し、どんな状況でもそれを貫くことだ」(251頁)など、珠玉のアドバイスが満載。なんとなく分かってるけど、自分の中でうまく体系化できてなかったことがきちんと文章化されている。レイアウトが落合監督の「采配」にそっくり。「采配」とともに、人生のバイブルになりそう。
読了日:06月29日 著者:ジョン・キム


梅田本 (えるまがMOOK)梅田本 (えるまがMOOK)
以前から行ってみたかった店が数件掲載されてたので購入。エルマガジンは禁煙/喫煙/分煙の区別がはっきりと書いてるので、参考になる(喫煙の店には行かないので)。「本当に美味しいスイーツ」と題するが(46頁以下)、ここは美味しくないよと思う店も多い。最近熱い中崎町を開拓していきたいな~。
読了日:06月27日 著者:


Sports Graphic Number PLUS EURO2012 欧州選手権蹴球Sports Graphic Number PLUS EURO2012 欧州選手権蹴球
グループリーグが終了したので登録。注目選手の記事、スケジュール、登録の予想される選手名鑑で構成される。ドイツ・フランスを除けば、注目国はやはり南欧諸国。欧州債務危機の当事国、スペイン・イタリア・ポルトガル。政治・経済システムに問題はあっても、サッカー文化はさすが!カペッロ・前イングランド代表監督の各グループの展望は結構外れてる、笑。7月1日まで寝不足は続きそう。
読了日:06月20日 著者:


MBA式 面接プレゼン術MBA式 面接プレゼン術
アメリカの企業文化を前提に書かれてるので、日本企業にも全く同じように通じるわけではないと思う。とはいえ、面接準備・履歴書作成・質疑応答・履歴説明の方法など、本書に出てくるエッセンスの多くは普遍的な事項。採用面接対策だけでなく、社会人に求められる自己表現全般の啓発本としても利用できる。
読了日:06月17日 著者:シェル・リアン


鉄道ジャーナル 2012年 03月号 [雑誌]鉄道ジャーナル 2012年 03月号 [雑誌]
阪急・京阪・近鉄・大阪市営地下鉄・JR西日本など、関西圏の輸送網を特集。廃止直前の「日本海」、関西圏の今後の鉄道整備計画、東海道新幹線総合事故復旧訓練も読み応えあり。十和田観光鉄道・長野電鉄屋代線廃止を扱った記事(104-111・132-138頁)は秀逸。廃止に至るまでの地方自治体・議会・住民における議論の経過、ローカル鉄道の将来像を深く考察していた。
読了日:06月15日 著者:


勾留百二十日  特捜部長はなぜ逮捕されたか勾留百二十日  特捜部長はなぜ逮捕されたか
前半は拘置所内での生活や接見内容、後半は自らの生い立ち・家族関係・検事生活の回想。検事生活の回想で自らの功績を語るなど、検察への未練の深さを感じさせる。最高検による組織防衛と断じるなら、組織防衛の内実に切り込む内容を書けばいいのに。村木さんに拘置所生活を強いたことに「同情の気持ちと申し訳ない気持ちが心に湧き上がってくる」(294頁)とするが、捜査の過誤を積極的に検証する記述はない。公判廷で実際にお見かけした大坪氏は被告人として威風堂々な振る舞いを見せていたが、繊細でひ弱な面を垣間見た1冊だった。
読了日:06月15日 著者:大坪 弘道


Number PLUS 2008 August―Sports GraphicNumber PLUS 2008 August―Sports Graphic
EURO2012が開幕し、再読。「スペインはポゼッションを保って、ボールを繋ぎ、美しいサッカーで優勝した。・・・このサッカーで優勝できるということを、世界に証明することができたんだ。」(byフェルナンド・トーレス) EURO2012でも、最後まで輝き続けるのはスペインなのだろうか。ワクワクさせられる毎日が続く。
読了日:06月13日 著者:


Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2012年 6/21号 [雑誌]Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2012年 6/21号 [雑誌]
オシム・元日本代表監督の視点が非常に興味深かった。EUROをサッカーの明日を知る大会と位置づけ、スペイン・イタリア・ドイツを優勝候補とする。シャビを見る遠藤の視点、風間八宏・川崎監督のCロナウドの解説、現日本代表の吉田や内田による見所もおもしろかった。EURO2012の観戦に必須の1冊。
読了日:06月13日 著者:


検察の罠検察の罠
小沢一郎議員の側近、森ゆうこ議員による検察・最高裁・マスコミとの闘争記録。著者と最高裁職員や検察幹部との詳細なやり取りも記録されている。検察審査会の不透明性、検察官適格審査会の形骸化を鋭く問題提起する。マスコミは検察リークの情報をそのまま報道するので、どうしても一方的な報道がなされやすい(村木さん事件の初期段階が典型)。小沢議員サイドからの主張がよく分かり、陸山会事件や検察審査会について考えさせられた。
読了日:06月12日 著者:森 ゆうこ


参謀―落合監督を支えた右腕の「見守る力」参謀―落合監督を支えた右腕の「見守る力」
落合監督と共に戦った8年間の実体験から、理想のリーダー像、リーダーを補佐するNO.2の役割、コーチングのあり方、落合監督の度量の広さ、選手のタイプに応じた指導方法、勝てる組織作りの方法論を語る。コーチたる者、監督の狙い通りの成果を上げるために、選手を的確に観察して正しい指導をしなければならない、と。当たり前の事を徹底してできたからこそ、ドラゴンズは勝てる組織になったのだと再認識させられた。
読了日:06月06日 著者:森 繁和

2012年6月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

 

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