明日を見通せない時代だから・・・

鉄道・スポーツ観戦・読書・音楽鑑賞をこよなく愛する、永遠の17歳

本大会での戦略はいかに

 先日、五輪男子サッカー代表選手が発表された。予選で活躍した大迫(鹿島)が選ばれず、驚いた。本大会のメンバー選考では、これまで何度も予想外の落選という事態はあった。予選と本大会が長期にわたり、予選で主力だった選手が本大会で必ず選出されるわけではない。

 年齢制限がある五輪では主力でも、フル代表に選出されない選手・選出されてすぐに消えていく選手もいる。五輪で落選したからといって、今後のキャリアに傷がつくわけではない。

 

 オーバーエイジの選出にも疑問符がつく。吉田(VVVフェンロ)はともかく、なぜ徳永(FC東京)なのか。A代表クラスの選手を選出できないなら、たとえ補強ポイントであっても、1人でも若い選手に経験を積ませることを優先すべきではないか。徳永が活躍しても、若い選手に経験させること以上に、将来における日本サッカーに好影響を与えるとは思えない。

 

 男子サッカーの初戦はスペイン。何点獲られるのか?ユーロ2012でも大活躍だった、ジョルディ・アルバ(バレンシア)を止める勝算はあるのか?たとえ1次リーグを突破できても、準々決勝で、C組を1位通過するだろうブラジルとどう戦うのか?

 五輪男子サッカーの目的は若い世代に経験を積ませることにある。そのためには、1試合でも多く試合を重ねる必要がある。選手の力量だけでなく、関塚監督の手腕も試される。

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