明日を見通せない時代だから・・・

鉄道・スポーツ観戦・読書・音楽鑑賞をこよなく愛する、永遠の17歳

迸(ほとばし)る緊張感に包まれた好ゲーム

 ユーロ2012グループB ドイツ vs ポルトガル。大会屈指の好カードはドイツの勝利。

 ドイツ代表のスタメンはバイエルンミュンヘンの選手ばかり。今大会の初戦というだけでなく、チャンピオンズリーグで負けた悔しさを晴らすためにも、クリスティアーノ・ロナウドをはじめとして、レアル・マドリード所属のポルトガルの選手は燃えていたはず。90分間通して、ポルトガルの選手の気合いが感じられた。後半40分過ぎから、ナニのゴール前のシュートを皮切りに、立て続けにチャンスを決めきれなかったのが惜しかった。

 これに対して、ドイツはゴールから30m以内のエリアで、全くファウルをしない。一切手を使わずに、相手の選手と競る。クリスティアーノ・ロナウドにFKを蹴らせないために、90分間通して、チーム全体で完璧に徹底されていた。ここまで徹底できるのはすごい。こういった部分を日本代表ができれば・・・きっとその時には世界のトップ10のチームになってるはず。

 

 見応えたっぷりの好ゲームだった。途中、ドイツの両サイドアタッカーがゲッツェと香川のドルトムントコンビだったら、とか想像してしまった。でかいドイツ攻撃陣に、俊敏な選手でアクセントをつけられたら、最強なのに。

 上にも書いたけど、ドイツ代表はほとんどバイエルンミュンヘンの選手。ロッペン(オランダ)やリベリ(フランス)がいないだけだ。よく考えると、この選手たちを相手に、ドルトムントは今季3戦3勝それもコテンパテンに叩きのめしたんだから、やっぱり香川はすごい!

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