明日を見通せない時代だから・・・

鉄道・スポーツ観戦・読書・音楽鑑賞をこよなく愛する、永遠の17歳

終わりゆく2013年

 2013年前半は迷いの連続。自分でもどうしたらいいのか分からない状態に、追い詰められてしまった。自分のポータルサイトである当ブログにさえ、何を書いたらいいのか分からない状態だった。

 

 秋以降は一転。迷いと同時に、日常に追われ、自分を振り返る時間を持てなかった。冷静に現状を見つめ、改善点・解決策を見つけ、次に活かさなければならなかった。

 自分のしたいことばかりをしていてはいけない、と痛切に反省。この教訓を活かして、2014年を輝く1年にしたい。さよなら、2013年!

http://instagram.com/p/ilvn-yvLvA/

サヨナラ2013年。2014年を良い年にできますようにと祈念して(*^^*)

これからも一緒に

 仕事を早々に切り上げ、大好きな仲間たちとの忘年会へ(*^_^*)

 1名欠席していたが、みんなと会えたことは何より嬉しかった!共通の目標を掲げ、お互いを励まし合いながら、ともに戦った仲間。これからもずっと、僕にとって、大切な仲間だ。

 僕を含めて、みんな新しい道を歩み始めた。これから先、各自が数多くの困難にぶつかっていく時、お互いに支え合っていける関係になれたら良いな、って。楽しい酒席の中で、ずっと考え続けていた。みんな、ともに頑張ろうね!!!

 

 よく考えると、酒席では写真を1枚も撮っていなかった・・・(^_^;) ということで、酒席を囲んだ中の1名がハワイお土産として持って来てくれた、クッキーの画像をUP!

http://instagram.com/p/h7hBZ_PLne/

週末にいただいた、ハワイのお土産(^O^) パイナップルの形がかわいかったよ(@⌒ー⌒@) #おみやげ #ハワイ#Hawaii

 

 ついでに、夕闇に燦然と輝く大阪駅も(^o^)

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2013年11月の読書メーターまとめ

2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:2009ページ
ナイス数:4290ナイス

海の仙人 (新潮文庫)海の仙人 (新潮文庫)感想
かなりんから頂いて、手に取った1冊。お金に困らず、敦賀でひっそりと仙人のような生活を営む河野。河野と愛を育むかりんも、河野に心を寄せ続ける片桐も、マイスペースな生活スタイルを貫き通す。他人に依存する愛ではなく、自らの立ち位置をきちんと把握した上で各自が紡ぐ愛のスタイル。特に、金沢で石原が出てくる件(くだり)では、恋愛のあり方・距離感を考えさせられる。日本海特有の陰鬱な情景描写が非常に洗練されており、ストーリー構成以外も存分に楽しめる。
読了日:11月28日 著者:絲山秋子


JR時刻表 2013年 10月号 [雑誌]JR時刻表 2013年 10月号 [雑誌]感想
2013年12月号に買い換えたので登録。E5系・E6系の増備に伴う、東北新幹線・秋田新幹線の9月28日ダイヤ改正を収録。秋の臨時列車では、参宮線の臨時急行「いせ」、秋田デスティネーションキャンペーンに伴う羽越本線奥羽本線五能線を走る臨時快速列車などが見所。表紙は参宮線を走る快速「みえ」。
読了日:11月23日 著者:


陽炎太陽 (メディアワークス文庫)陽炎太陽 (メディアワークス文庫)感想
少年時代からずっと一颯を焼き焦がすように光り続け、永遠に忘れられない、唯一絶対の太陽のような存在としての陽凪乃。太陽ではないけど、現状を明るく照らしてくれる「月のような存在」(101頁)として描かれる和奏。両者の狭間に揺れる一颯を、「何が起きても、一緒に向き合いたい」(144頁)と言って寄り添う和奏の献身さに、ただただ感動(>_<) 地方特有の閉鎖性・長期にわたる監禁・記憶障害など様々な要素を散りばめることで、単なる昔の恋が忘れられなくて・・・という物語にしない点が秀逸。オススメの1冊!
読了日:11月16日 著者:綾崎隼


吐息雪色 (メディアワークス文庫)吐息雪色 (メディアワークス文庫)感想
雪の美しさが染み渡る、狂おしく、切なく、美しい純愛物語☆ お互いの距離を徐々に縮める過程を通して、心に大きな穴を抱えた2人が前向きに生きる希望を取り戻す。「愛で穿(うが)たれた穴は、愛でなくちゃ塞がらないんです」(151頁) 傷をなめ合う関係でなく、深い愛情の喪失から再生を果たす過程で生まれる愛に、深く深く感動させられた(≧∇≦) 時系列を前後させ、佳帆の葵依に対する愛情の深さを引き立てる物語構成も秀逸。今作も随所に感動的な台詞が散りばめられ、何度も繰り返して読みたくなる1冊(^^)
読了日:11月14日 著者:綾崎隼


蒼空時雨 (メディアワークス文庫)蒼空時雨 (メディアワークス文庫)感想
自宅アパートの前に落ちていた美女を拾い共同生活が始まる『植物図鑑』チックなスタートにワクワク(^_^) 思春期や大人になってからの葛藤、複雑な人間関係が絡み合い、前向きに愛を育む各人に感動ヾ(≧∇≦) 「私は恋が終わる日のことを考えて、人を愛したりはしません」(70頁)、「あなたの隣で、あなたの匂いを感じながら、私は生きているんです」(309頁)など、男性作家ならではのロマンチスト的台詞にキュンキュン!欲を言えば、事実的記述を抑えて、美しい情景描写に多くを割いて欲しい。ワカマツカオリさんの装丁もステキ☆
読了日:11月3日 著者:綾崎隼

 

再び足跡を・・・

 ここ数ヶ月、ブログを更新する気になれなかった・・・というより、文章を書く気になれなかった。

 もとより、自分に文才がないのは重々承知してるし、このブログが自分の文才を試す場所でないことも当然わきまえている。

 そうではなく、単に、文章を書く自信を失っていたというか、自分の心情や気持ちを正確に書くことができない状態に陥っていた。

 

 最近になり、ようやく上記状態から脱しつつある。限りなく少数ではあるが(笑)、僕の書く文章や撮影した写真を楽しみにしてくれる人もいる。このブログは僕の思考や体験の足跡を残すための場所である。たとえ僕が故人になっても、一部とはいえ足跡を残しておきたい。そう思って始めた以上、僕にはこのブログを書き続ける義務がある。

 

 この数ヶ月、記事をUPしてなかったとはいえ、かなりの原稿を下書き保存していた。単なる記憶とかではなく、何らかの方法で事実の正確性を担保できる記事については、随時UPしていくつもりです。

 

 そんなわけで、今日、お昼に作った、カルボナーラを(^o^)

http://instagram.com/p/gPI4n0PLog/

実に、平凡なカルボナーラσ(^_^; 本日のランチ、いただきます♪ #パスタ#カルボナーラ#pasta#carbonara

2013年10月の読書メーターまとめ

2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1178ページ
ナイス数:3819ナイス

野の風野の風感想
【図書館】若くして大手商社食品部長に登り詰めた、敏腕ビジネスマンの勇一。仕事の順調さとは対照的に、妻子との関係に悩みを抱える。父親の危篤を契機に故郷の広島で過ごすことになり、これまでの人生を回想し、父の偉大さを再確認し、植物状態の父の実情と向き合い、妻子との絆を少しずつ取り戻す。サラッとした短編だけど、日常に追われてると気づき得ない、人として本当に大切なこととは何か、生きることの目的・意義はどこにあるのか、自らの生き様を決していく基準はどこにあるべきか、を問いかける感動作。
読了日:10月27日 著者:辻内智貴


Hanako FOR MEN vol.9 男の珈琲。 (マガジンハウスムック Hanako FOR MEN)Hanako FOR MEN vol.9 男の珈琲。 (マガジンハウスムック Hanako FOR MEN)感想
こだわり珈琲店の主人にスポットを当てた「こいつの1杯。業界噂の18人」(18-29頁)では、東京23区内・柏・吉祥寺の店しかなく・・・全国各地の旬な方々を取り上げてほしかった。取材力が不足してるよ、と指摘したくなる(^^;)。エスプレッソの本質を探った「大人ならエスプレッソだ。」(32-35頁)では、エスプレッソを飲み物として捉えることの不毛さを説き、妙に納得。「淹れろ!あいつの59豆」(43-58頁)では、59人の中で唯一女性が経営する『蕾珈琲』(天王寺区)に興味津々(*^_^*)今度行ってみよう!
読了日:10月26日 著者:


好き、だった。 はじめての失恋、七つの話。(MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫ダ・ヴィンチ)好き、だった。 はじめての失恋、七つの話。(MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫ダ・ヴィンチ)感想
有川さんの短編を読んでみたくて購入。他人からは見えない自分のこだわり(外見上そっくりな双子の兄と自分を確実に見分けること)を一方的に相手に求めてしまう男の子を、繊細な筆致で描いた作品。なかなか相手には理解してもらえない、自分だけのこだわりを一方的に求めてしまう気持ち、よく分かるなぁ(^^;)。有川さんの作品以外では、にじり寄る老いに対する恐怖を描いた・吉野万理子「マリン・ロマンティスト」、初恋の相手と死で別れることになった・宮木あや子「はじめてのお葬式」が好き。
読了日:10月25日 著者:有川浩,朝倉かすみ,梨屋アリエ,石原まこちん,吉野万理子,紺野キリフキ,宮木あや子


ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)感想
【図書館】『タルト・タタンの夢』の続編。前作同様、数々の美しいお皿と三舟シェフの冴え渡る推理を堪能できる1冊。前作に比べると、料理の詳細な記述より、登場人物の機微に触れる記述にウェイトが置かれている。料理の美味しさではブイヤベースとヴァン・ショー、話の切なさでは「氷姫」が好き。書き下ろし作品のラスト2章は若かりし三舟シェフのフランス滞在中の秘話といった趣で、「パ・マル」の名物ヴァン・ショーが作り上げられた過程が明かされる。三舟シェフの作るブイヤベースとバン・ショー、食べてみたい!!!
読了日:10月17日 著者:近藤史恵


オー!ファーザー (新潮文庫)オー!ファーザー (新潮文庫)感想
強烈な個性を持ち合わせる4人の父親と同居する、高校2年生の由紀夫。由起夫の周辺で次々に起こる奇怪な事件の謎を解き明かしながら、物語が進む。4人の父親や多恵子とのかけ合いがイチイチ面白く、ついつい笑ってしまう。笑いでお腹いっぱいになる、エンターテインメント小説!特に、最後の脱出劇に爆笑(^▽^)!!!実際に登場するのは最終盤だけで、それまでは登場人物内の会話中にしか登場しない知代(由紀夫の母)のキャラ設定がよく、物語の面白さを上手く引き立ててた。とにかく笑える小説が読みたい時に、オススメの1冊。
読了日:10月10日 著者:伊坂幸太郎

読書メーター

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美味しいコーヒーを飲みながら・・・

 夕方、以前から行ってみたかった、大阪市内某所にある、自家焙煎珈琲店に行った。

 店先から見える焙煎の機械、周囲に漂う香ばしい珈琲の香り。胸を躍らせながら、入店。

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 飲んだコーヒーは2杯。グアテマラ産 ニルインヘルト ウノ (中深煎り)、インドネシア産 マンデリン トハコ(深煎り)。チーズケーキも一緒に(^o^)

http://instagram.com/p/gIP6WHvLvd/

 

 お店のオーナーから、焙煎の楽しさを語ってもらい、興味津々。味を創り出すことへの探求心や職人魂を垣間見れ、1杯のコーヒーの背景を感じながら、ゆったりと堪能できた。

 コーヒーの味だけでなく、時間も、空間も、非常に満足。また行こう\(^▽^)/!!!

 

 

 ところで、この珈琲店のすぐ近くに、親友の通っていた高校がある。最寄駅で同校の制服を着た女子高生を見かけ、彼女の存在を思い出し、さっそくメールを書く。

 彼女の存在を思い出す度に、「おれも『今』を一生懸命にがんばらなきゃ」「あのタイミングで彼女に出会えてなかったら、大切な友人として自分に一生懸命に関わってくれてなければ、おれは生きてなかったかもしれない」といつも考える。

 そんな存在の友人がいてくれることに、深く感謝しながら、ゆっくりと味わって珈琲を飲んだ。大切な人に思いを馳せる時間を、もっと大切にしなければならないのかもしれない。

2013年9月の読書メーターまとめ

2013年9月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1821ページ
ナイス数:2745ナイス

ふたつめの月ふたつめの月感想
【図書館】突然の失業により、自分と向き合うことを強いられる生活へと突き落とされた、久里子。不明瞭な失業理由、専門性との齟齬、弓田との距離感。謎めいた赤坂のアドバイスを糧にしつつ、久里子がなんとか前向きに未来を切り開いていく姿を描く。犬の散歩を通して描かれる犬とのコミュニケーションや季節感、明日香との友情・弓田との進展を通して取り戻していく前向きさに、グイグイと引き込まれた。前向きで優しい気持ちにさせてくれる、ステキな1冊☆イタリアから帰国した弓田との進展を描いた続編があれば、読んでみたいな♪
読了日:9月29日 著者:近藤史恵


タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)感想
【図書館】ビストロ・パ・マルの美味しそうな料理を堪能しながら、三舟シェフの冴え渡る推理を楽しめる1冊☆シェフ自慢のタルト・タタン、体調不良の西田さんに出した白桃のコンポート、志村さんが仕組んだガレット・デ・ロワ、切ない思い出とともに語られたフォアグラとガチョウのコンフィ、垂涎もののお皿ばかり。ストーリー的には、短いながらも親子間の葛藤を繊細に描いた、最終章「割り切れないチョコレート」がとても印象的。毎晩飲みたくなるヴァン・ショーでホッコリしながら、三舟シェフの振る舞うフレンチを食べたい(o⌒∇⌒o)
読了日:9月21日 著者:近藤史恵


JR時刻表 2013年 03月号 [雑誌]JR時刻表 2013年 03月号 [雑誌]感想
2013年10月号に買い換えたので登録。E5系が320km/h運転を開始したこと、こまちにE6系を投入したことが大きなトピックという、小幅な改正に留まった、2013年3月16日改正を収録。表紙はスーパーこまちとしてデビューを果たしたE6系。
読了日:9月20日 著者:


花の鎖 (文春文庫)花の鎖 (文春文庫)感想
美雪、紗月、梨花。雪月花3人を主人公に、個別に物語が進む。アカシア商店街(きんつばの『梅香堂』・山本生花店・コスモスの森山さん)、香西路夫の絵、リンドウやコマクサなどのお花、それぞれが3つの物語を繋ぐ。これら共通項のため、3つの物語をついつい並列的な時間感覚で読み進めてしまったが、最終章でまさかの急展開を見せ、雪月花が見事に一直線に!各登場人物の視点から淡々と鋭く物語を紡ぐ、著者独自のスタイルはそのままに、ミステリー要素を存分に楽しめる。一読だけでは回収しきれなかった伏線を読み解きながら、再読したい。
読了日:9月17日 著者:湊かなえ

読書メーター

2013年6月の読書メーターまとめ

2013年6月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:659ページ
ナイス数:7144ナイス(感想・レビューは148ナイス)

アフターダーク (講談社文庫)アフターダーク (講談社文庫)感想
「純粋な視点としての私たち」という、まるで固定された監視カメラが各登場人物を捉えるように描く、非常に変わった手法の小説。深夜の渋谷を舞台に、マリ・高橋・カオル・白川が微妙な接点を重ねながら、ダイナミックな展開やハラハラドキドキのスリル感とは全く無縁な世界観で、淡々と物語が進む。「裁判という制度そのものが・・・ひとつの特殊な、異様な生き物として映る」(142頁)という高橋の刑事司法に対する考察が非常に印象的。捉え所の難しい世界観、物語の奥に隠された真意に迫るためにも、時間をおいて再読したい。
読了日:6月25日 著者:村上 春樹


神去なあなあ日常 (徳間文庫)神去なあなあ日常 (徳間文庫)感想
旧・美杉村(現・三重県津市美杉町)をモデルに、横浜からやってきた勇気(高卒1年目・男子)が林業と神去村での生活に挑戦・適応していく姿を、彼の視点から描くハートフルストーリー。神去山を中心とした自然環境や生態系への畏敬の念・「なあなあ」な村民共同体の精神性・四季折々の情景描写・都市生活者とのギャップを、林業の作業工程と絡めることで、山仕事は生き方そのもの(116頁)という村民の等身大の姿を感じられる。村民の真っ直ぐな生き様、決して望んで来たわけでないのに素直に成長を遂げる勇気の姿に、ストレートに感動した。
読了日:6月8日 著者:三浦しをん

読書メーター

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すばらしい環境の中で

 コンフェデ杯決勝を前に、なでしこジャパンの親善試合(対ドイツ戦)を楽しんだ。水泳・テニス・ゴルフなど他競技と比べて、競技レベル・競技普及度・市場規模の面で、サッカーの男女差は非常に大きい。だけど、日本・ドイツなど世界トップレベルの女子サッカーは十分に面白い。

 親善試合とはいえ、ドイツ女子代表にとって、ヨーロッパ選手権直前の重要な1戦。なでしこジャパンにとっても、チームを成熟させる上でまたとない機会。両者が公式戦さながらに本気でぶつかり合う、好試合だった。

 アリアンツアレーナ*1で、4万6104人の大観衆という、非常にすばらしい環境の中で行われた。世界最高峰のスタジアムの1つで行われる、女子の親善試合はなかなかない。

 

 残念ながら、試合結果は4-2でドイツ代表に敗れたが、現状の力関係を考えれば、いい試合を見せてくれたと思う。後半40分過ぎて、立て続けに2点を取られたのはもったいなかったが、それまでは良かった。

 前半、宮間を起点に、大儀見が絡んで、大野のゴール。後半、宮間のFKがゴールポストにはじかれて、大儀見が詰めてゴール。流れの中の得点、セットプレー絡みの得点ともに取れた。直前に行われたイングランドとの親善試合で見せた、川澄のゴールと合わせて、澤不在でも得点を取る形が確立されてきた。もっと判断を速くし、ワンタッチでパスを回せる形をより多くし、アタッキングサードでのパスの精度を上げ、ゴール前に飛び出す2人目・3人目の動きに厚みをもたせれば、完成度が高まるはず。今後に期待したい。

 これに対して、大きな課題は守備面だろう。ボール奪取の形、CBのラインコントロール、フィジカルの強い選手への対処など、随所に課題が見られた。加えて、後半20分以降、スタミナ切れか、自陣内でのパスミスが目立った。不用意なボール奪取から、ショートカウンターに持ち込まれる不安定な場面が何度も見られたのも残念だった。

 次のW杯・五輪を見据えれば、いつまでも澤に依存したチーム作りはできない。宮間・川澄・大儀見・岩清水・阪口を中心としつつ、若手の台頭・奮起を促していくしかない。これからの新生なでしこジャパンに期待したい!

 

 最後に、ドイツの選手のプレーにも言及したい。2得点を決めたFWダムバビの身体能力・フィジカルの強さは際立っていた。また、先制点となった、右SBマイアーのサイドから切り込んでのミドルシュートは素晴らしかった。特に、スタジアム・ポジション・右サイドから切れ込んでの先制点という状況が同じだったせいか、マイアーのミドルシュートは2006年W杯開幕戦のラーム*2ミドルシュートを見ているようだった。

 世界は着実に進歩している。なでしこジャパンもさらなる進化を見せてほしい。

*1:バイエルンミュンヘンの本拠地。2006年ドイツW杯の開幕戦、ドイツ対コスタリカが行われた。

*2:現在、ドイツ男子代表、バイエルンミュンヘンで、ともに主将として活躍中。現在のマイヤーと同じく、当時のラームは若手有望株だった。

もうすぐ夏だ!読書だ!

 夕方、恵文社一乗寺店叡山電鉄一乗寺駅から徒歩2分)に立ち寄った。日の入り直後に撮影すると、とても絵になりますね!

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 お気に入りの1冊に出会える時はもちろん、何も買わなくてもインスピレーションをくれる、貴重な本屋さん。

 

 先月、東隣に拡張オープンした雑貨店、恵文社一乗寺店ギャラリーアンフェールも撮影してみた。こちらも絵になりますね。

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 ところで、すでに夏恒例の文庫フェアが始まってます。恵文社一乗寺店とは別の書店で、さっそく集英社文庫を1冊買い、特製ブックカバーをGET!今年は新潮文庫のパンフレットが大幅に変更され、パンフレットを読むだけで楽しい(^^)

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 ↑この写真だけ、スマホで撮影。微妙に手ぶれしてる(^^;)

 

 この夏、遠出の予定はない。熱帯夜の中を微かに吹き抜ける風を感じて、読書三昧の日々を過ごしたいな(@⌒ー⌒@) というわけで、今週のお題「2013年、夏の予定」でした(*^_^*)

 

 最後に、集英社文庫ナツイチから、7月の京都をテーマにした、オススメの1冊はこちら↓↓↓

宵山万華鏡 (集英社文庫)

宵山万華鏡 (集英社文庫)

 ちなみに、昨夏、僕がこの本を読んだときの感想は↓↓↓ご参考までに!

 宵山(7月16日)の夜に起きる、ファンタジー小説。半径400mの範囲内で各登場人物に起きる事件を複層的に構成することで、宵山の華麗さ・妖艶さ・熱気・神秘的・幻想的な世界を紡ぎ出す。万華鏡の中で張り合わされた鏡面が作り出す複雑な世界のように。劇的な展開はないけど、宵山の情景描写とファンタジー感が不思議なほどにマッチする。小説に描かれている地点を実際に歩かれると、7月の京都の空気感をより一層楽しめます。

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